ニュートンワークス社,  2015/07/10

創造とは、ある機能を最大化する形を考案することであるが、日本の弱点と言われている。大学・研究機関・企業などの組織的/マネジメント的課題もあるが、哲学的な側面の課題も大きい。品質工学や「1DCAE」を手法として捉えるのではなく、それが示唆する哲学/設計法/設計プロセスの実践で創造性が磨かれることの可能性について述べている

中部CAE懇話会  2015/11/27

CAEをエンジン開発プロセスの中で活用し始めたのは1980年代であるが、解析用モデルの自動作成などの取り組みによって、解析期間が60分の1に短縮され、CAEのフロントローディングが実現された。それにより部品の試作、評価前にCAEでの機能評価が可能になり、部品開発コストの大幅な削減ができた。一方、効率化のために設計者と、解析者、評価実験担当者の分業化が進み、設計者は搭載性や製造制約のもとで、形の設計に専念し、形がもつ機能について考える機会が減り、CAEに頼るあまり、設計者のセンスが低下したとの危機感が生まれた。本講演では、CAEの活用法を見直し、使うと設計者のセンス磨かれる取り組みについて紹介している

プロメテック社 2015/12/10

プロメテック社 , 2015/12/10
エンジン開発部門においてCAEの活用により開発の効率化やエンジニアの設計センスを磨くCAE(1DCAE)、さらにMBDによる開発プロセスの変革に関わる中で、苦労したこと、チャレンジしたことの経験談を紹介し、若いCAEエンジニアに対する応援の気持ちを込めた講演内容となっている

関西CAE懇話会 2016/05/27

1.生産方式の変革(大量→大量&多様化対応)に対し、製品設計および、それを支える

シミュレーション、IT技術のありかたを考える

2.デジタル化、自動化の流れの中、製品設計者のありかた、働き方を見直す

3.上記を具現化するため産学官(学会、懇話会)への希望、自分がすべきこと、したいことについて述べている。

自動車技術会 2016/05/31

燃焼変動のサイクル変動現象解明と、解明手段としてのCFDの実測検証の動機で、研究目表は、1.非定常吸入条件でのPIVとCFDの一致、2.位相平均場でのCFD実測検証、3.タンブル比のサイクル間変動についてLES実測検証であり、その達成した結果を紹介している。

日本機会学会 2016/09/23

自動車産業において直面した2つの課題である、1.開発下流での手戻りが減っていない、2.設計力の低下に対し、取り組んだ、MBDと1DCAEについて、後者は可変動弁系での具体的事例を用いてプロセスの変革の内容を述べている

MBD協議会 2016/10/07

自動車エンジン開発現場で30年間、一貫して、CAE活用による開発効率向上に従事、直面した課題と、取り組み、同業種、異業種交流、学会、講演活動の中で議論し、共有化してきた課題と、取り組みを踏まえ、今後、CAEをどのように活用しまた、どのようなCAE開発をしていくべきか?について、述べている。

自動車技術会 2016/10/21

近年、エンジン筒内の乱流場を解くため、LESコードの開発と、計算時間短縮が盛んで、実用的時間で、計算が可能になっている。しかし、これらのコードの計算精度の検証技術がなく、実測と、計算による、乱流の統計量の定性的な比較である。また、PIV計測の誤差の定量化がされていないため、正しい検証とは言えない。本研究では、LESコードと、乱流モデルの検証V&V:方法を考案し、あまたのLESコードのベンチマーキングと、計算品質の評価が可能であることを示すとともに、エンジン筒内での乱流場計算のV&Vの方向性について述べている。

テクノスター 2016/12/08

自動車エンジン開発現場で30年間、一貫して、CAE活用による開発効率向上に従事。其の中での実務経験を紹介、そして直面した大きな課題である、量から質への転換に際し、設計者、解析者、実験評価者のあるべき姿、働き方改革の取り組みについても紹介している。

日本大学生産工学部自動車工学リサーチ・センター 2017/03/08

自動車のような複雑系(多目的、多設計変数)製品の機能を顧客の期待に応えるべく、ロバスト最適化を実現するための実現可能な方法論について提案している。手法としてはV&V、品質工学の独自の活用法について述べている。

CAEソリューションズ社 2017/08/04

複雑系のロバスト最適化と設計センスを磨くCAEの具体的なプロセスとCAE, V&V, MORそして品質工学の活用方法論について述べている。

ニュートンワークス社 2017/11/10

複雑系のロバスト最適化(MBD)と設計センスを磨くCAE(1DCAE)のプロセスについてエンジン部品での具体例を示して述べている。

ニュートンワークス社 2018/07/18

開発工程の上流における構想設計段階で、1DCAEと品質工学を活用することにより、開発最後の製品評価段階での手戻りをなくすことができる。そのプロセスの概念を具体的に示している。

スマートサウンドデザインソサエティ日本モーダル解析協議会 2018/09/07

モデルベース開発(MBD)は自動車各社とも、パワートレーン部門を中心として取り組まれてきた。しかし、本来MBDは製品の開発プロセスとして実現することで最大の効果が得られる。本稿では振動騒音(NV)の機能に絞り、製品である車両のモデルベース開発について、取り組みを紹介している。

品質工学会 2019/06/27

製品開発の効率化と製品機能のロバスト化を両立する、モデル活用による製品活用(MBD)の実践に向けての提案を、品質工学会の研究発表会の特別講演で行ったものであり、学会において馴染みの少ないMBDの戦略、戦術、武器について紹介した。

ニュートンワークス社 2019/07/12

1DCAEについて、様々な定義がされている中、自動車会社のエンジン開発部門の現場において1DCAEの取り組みを始めた背景と、当時の定義について述べている。

ニュートンワークス社 2019/9/12

講演資料16の内容の詳細を解説した講演資料。1DCAEのプロセスである、機能展開、機能のモデル化、モデルのパッケージング、機能のロバスト最適化について具体的に述べている。

品質工学会 2019/11/22

品質工学とMBDの目指すところは、製品機能のロバスト最適化と製品開発コストの削減の両立であり、同じであるとの認識のもと、機能ベースのモデルを用い、MBDの開発プロセスの上流において、品質工学によるロバスト最適化を行う方法のコンセプトを示している。

日本機械学会 2019/12/05

1DCAE講習会を主催している機械学会の1DCAE部会からの声かけで、様々な定義がされている1DCAEとMBDについて取り組みの背景と、筆者の定義を述べている。

日本規格協会 2020/02/06

ものづくり戦略として、目的機能である、顧客要求のロバスト実現と、基本機能である、目的機能の効率的実現の両立のため、戦術として製品のロバスト開発プロセス構築、武器として機能展開や、二元表を用いた機能のモデル化法や、品質工学を用いた提案を行った。